『頭に来てもアホとは戦うな!』であらためて時間って大事だよねって思った。

頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法

 

今日も1日お疲れ様です。こうじです。

買い物ついでに書店のランキング棚をのぞいたら、田村耕太郎さんの『頭に来てもアホとは戦うな!』が目に入ったので、ついつい衝動買い。タイトルからもどんなこと書いてあるか想像できるけど、ランキングで7位っていう微妙感にもやられて買ってしまった。

まだ全部読めていないけど、改めて時間の大事さを考えさせられることが書いてあったので、まずは引用しておこう。

 

人生は長いと思うが、時間の使い方を誤ればこれほど短いものはない。他者に固執する人間はタイムコストを計算していない。

 

本当にその通りだと思う。で、これ歳を重ねてくるとリアリティが増してくるんだよね。若い頃は本当にこのまま無限に続くんじゃないか、こんなに長い人生は耐えられないと感じていた。だけど今僕は30代半ばになって人生を逆算すると、圧倒的に時間が足りないし、短く感じるようになってきたんだよね。

 

例えば若い頃には啓発書やビジネス書を読んで影響され、組織を変えなくちゃとか、人を育てなければとか、生産性をあげなくちゃとかで無駄に人と戦ったりしてた。でもそれってよくよく考えてみると、人と戦うためにその類の本をネタに使ってただけなんだよね。この本に田村耕太郎さんも書いてるけど、本当にやりたいと思ってるなら人と戦うことはしないはずだもんね。そのときは素でそうすることが正しいと思っていたし、そんな自分が誇らしいと思ってた。いま考えれば素直じゃないというか分をわきまえてなかったんだと思う。

 

やっぱり素直が一番。自分がなにをしたくて、なにに時間を使っていきたいのか。これが一番大切なことだと思う。正義や善悪や○○論みたいなものを盾にしているときは、一旦手放して自問自答する必要がある。それって本当に自分がやりたいことなの?他人に固執してるだけじゃないの?って。